発達支援講座

講座のテーマ

氷山モデルは自閉スペクトラム症の人のさまざまな行動を水面上の一角にとらえ、その見えている部分だけに着目するのでなく、水面下の要因に着目して支援の方法を考えるという考え方です。
そして『課題となる行動』『本人の特性』『環境・状況』のミスマッチによって生じてきます。

強度行動障害支援者養成研修では主に『環境・状況』に配慮する大切さや具体的な方法(合理的配慮)について学んできました。
発達支援講座では、なぜその行動をしないといけないのか、その原因と背景を本人に焦点をあて『本人の特性』を深く理解しアセスメントを行い本人の特性に直接アプローチする方法の考え方を座学と実技を通して学んでいきます。

見えているのは氷山の一角

本講座は発達障害の児童を支援している方だけでなく、重症心身障害児や成人を支援されている方など障害者支援をされているすべての方が適用の内容となっています。※強度行動障害に特化した内容ではありません。

こんな方にお薦め!

・障害児者の支援を深く学びたい方
・「利用者はなぜそんな行動をするのか?」よく理解できず支援のしかたに悩まれている方

発達支援講座

この講座で学習すること

文部科学省から通常の学級に在籍する児童の8.8%が学習や行動に困難がある発達障がいの可能性があると発表されました。しかし特別支援学校や支援級に通うこども達、またその可能性があるが気づかれていないこども達まで合わせると十数%になると言われています。

発達障害者支援法(2016,文部科学省)では発達障がいは「脳機能の障害」であると定義されています。

本講座ではこどもの行動の原因を理解し、脳の機能と脳を発達させるための知識とアプローチ方法を学習します。また適切でない支援による弊害について、そして将来的に強度行動障がいやメンタルヘルスの問題、身体的な問題へ発展していかないような予防的な考え方について学習していきます。少しでも発達の気になるお子様やそのご家族の一助になればと思い講座を開催させて頂くことになりました。発達支援にたずさわる支援者の皆様のご参加を是非お待ちしております。

発達障害者支援法(2016)抜粋
第2条(定義)
•発達障害とは、脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものをいう。
•発達障害児・者とは、発達障害があるもので日常生活又は社会生活に制限を受けるものをいう。
脳機能の障害とは?
簡単にいうと「脳が上手く働いてない」ということです。
脳とは、神経細胞(ニューロン)が集まっている場所をいい“中枢神経”と呼ばれています。
私たちの施設や事業所を利用するすべてのこども達は中枢神経系の機能不全があり、それにより感覚情報の処理の問題があります。

中枢神経の機能不全ですから、神経の働きを理解しないでこども達のことは理解することはできません。
そして理解できなければ支援のしかた(療育方法)もわかりません。
障がい児が利用する私たちの施設・事業所は“脳機能の障害”を扱う教室であり、私たちは発達を扱うプロであり、
神経系を扱うプロでなくてはなりません。

本講座では“神経”について基礎から勉強し、支援の根拠やヒントそしてアイデアや応用を学んでいきます。
またチェコ出身の小児神経医のボイタ教授は「神経学は運動学である」いう言葉で、脳内の異常のすべては
“姿勢運動発達”の中に現されると述べています。
“神経の働き” と“姿勢運動発達”この2つを知ることは支援者にはとても重要です。
保護者支援
「障がい児支援はまず保護者から」と言われるように、親が変わるとこどもが落ち着いてきます。
厚生労働省からも、「保護者が子どもに向き合うゆとりと自信を回復することも、子どもの発達に好ましい影響を
及ぼすものと期待される」と保護者支援の大切さを謳っています。保護者の支援に現場で悩まれいる支援者の方も
多くいらっしゃると思います。本講座でもこどもの発達には保護者の関わり方がとても大事だと位置づけており
まず基礎から一緒に学んでいきたいと思います。


理学療法士
松平 雄一
表示したいテキスト
20xx年xx月xx日
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

カリキュラム

募集要項

日程 2025年10月11日~2026年3月22日
A日程  13日間 全カリュキュラム
B日程  11日間 発達支援講座のみ
C日程  2日間 保護者支援基礎講座のみ

会場 東京都江東区内の研修会場   ※全日程オフライン(対面型)

時間 開催月毎に1日目10時00分~18時00分、
   2~3日目9時00分~17時00分

定員 少人数制 定員20名 (最小開催人数6名)
   ※最小開催人数に達してない場合は開催時期の延期などを検討させて頂きます。

受講料 ■A日程   258,000円 (税込283,800円)
     早期割引 248,000円(税込272,800円) ※8月末日一括納入分まで

    ■B日程   198,000円 (税込217,800円)
     早期割引 188,000円(税込206,800円) ※8月末日一括納入分まで

    ■C日程   60,000円 (税込66,000円)

※分割納入のご相談に応じます。
講座終了時の2025年3月末までに納入完了をお願い致します。
※既に当法人で強度行動障害支援者養成研修をご受講頂いている方は納入済のご受講費分が割引になります。(受講費割引についてをご覧下さい)


【このような方にご参加頂いております】
・放課後等デイサービス、児童発達支援、療育センター、就労支援など福祉施設にお勤めの 支援員、児童指導員、保育士、理学療法士、作業療法士、心理師
・行政職の対人援助職の方(児童相談所、家庭支援センター等にお勤めの方)
・重症心身障がい児の施設にお勤めの理学療法士・作業療法士、支援スタッフ
・学校の教諭


講師 B日程(基本講座) 担当松平 雄一  (理学療法士)
   C日程(保護者支援 )担当榊原 明美  (臨床心理士、公認心理師)

お申込み方法
   申込みフォームよりご入力お願いいたします。
   もしくは、必要事項を記載してメールにてご連絡お願い致します。
   件名:「発達支援講座受講希望」とご記載下さい
   応募メールアドレス:dandm@friends.ne.jp 担当:鈴木

【必要事項】
①氏名
②住所 
③メールアドレス
④電話番号
⑤生年月日
⑥ご希望の日程
⑦職業(資格など)
⑧勤務先
⑨発達支援のご経験年数
⑩お支払い方法 一括または分割(3回、5回、10回など)

※その他(ご質問など)

受講費割引について

■フレンズで過去に強度行動障害支援者養成研修を受講された方

以前お支払い頂いた受講費分が割引になりまます。
例)以前に基礎・実践を受講された方でB日程を早期割引でお申込みする場合
B日程早期割引 188,000円 ー 納入済の受講費 29,000円 =159,000円(税込174,900円)

■強度行動障害支援者養成研修をまだ受講されていない方

本講座のご受講で、強度行動障害支援者養成研修 基礎・実践が無料で受講できます。
※特典は令和8年3月20日までに受講分までになります。

小見出し

サンプル 太郎
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
VOICE

申込フォーム